国指定天然記念物湯の宮 座論梅
この梅林は、その昔、神武天皇御東往の際、この地においてお湯を召されご休憩の後、梅の枝を突きたてたまま、お立ちになりその後、これが芽をふき元木となり成長して今日に至ったものと伝えらわれている。
座論梅という名の起こりは「ザロミ」という梅の種類から名付けられたとも、また徳川時代に佐土原、高鍋両藩の間に梅林の所有争いが起こり、両藩主がこの地で出会い座して論議したので座論梅となったものとも伝えられる。
この座論梅は、元は1株であったものが横の伸び地について新しい株となり次々と繁殖して、現在80株になったものである。(案内板より)