美々津重要伝統的建造群
美々津は、古い歴史を持つ港町で、中世には 集落が営まれていたと考えられてあり、江戸時代に入ると高鍋藩の商業港として重要視され、藩主秋月氏もこの港を参勤交代に利用していた。
保存地区に選定された上町・中町・下町は耳川河口に築かれた港の隣接地に当り、江戸時代から明治時代の平入・妻入建物が数多く残されている。
また港から南に延びる三本の主道路や、それらに直交するツキヌケ(防火地)は江戸時代に設けられたものと伝えられてあり、旧い敷地割や石畳などとともに美々津の歴史的景観を構成する重要な要素になっている。
(看板より)
日本海軍発祥之地
日本海軍は、天皇が統師された海軍でありました。このことから国が、神武天皇御親率の水軍が、はじめて編成され、進発した美々津の地を「日本海軍発祥之地」と定め、紀元二千六百年記念事業の一環として設立された。(看板より)
美々津県
美々津県は、 1871年(明治4年)に日向国北部を管轄するために設置された県。1873年(明治6年)1月15日 – 都城県の一部(日向国)と合併して宮崎県が発足し、同日美々津県が廃止となる。